実印と銀行印は分けるべき?
「安心」と「信頼」を守る、印鑑セットのススメ

実印と銀行印、
同じ印鑑を使っていませんか?
「印鑑なんて一本あればいい」
そう思って、実印と銀行印を同じもので登録している方も少なくありません。
でも実はこれ、トラブルのもとになるリスクが潜んでいるんです。
実印と銀行印を分けるべき理由
理由 1:万が一の紛失・盗難時のリスクを減らせる
実印と銀行印を同じ印鑑で登録していると、1本失くすだけで両方に影響が出ます。
1本で両方担っていると、印鑑が悪用されるリスクも2倍になるのです。
実印
- 不動産や契約書などの本人確認に使われる
銀行印
- 預金の出金・振込・口座管理に関わる
理由 2:万全な本人確認としての「信頼性」が高まる
実印・銀行印をそれぞれ目的別に使い分けることで、
「この人はきちんと管理している人だ」という信用感にもつながります。
融資や法人契約などでは、印鑑の管理体制も信用判断の一つになります。
理由 3:トラブル発生時の対処がしやすい
もし印鑑の1本が摩耗したり破損したりした場合でも、もう片方の印鑑があれば生活に支障が出にくくなります。
- 銀行印だけ差し替える
- 実印だけ登録変更する
という 柔軟な対応が可能になります。
実印・銀行印・認印の
3本セットがスタンダード
今では「印鑑セット」がひとつの常識になりつつあります。
それぞれの役割をきちんと分け、必要に応じて使い分けることで、暮らしに安心と信頼をもたらします。
印鑑の種類 | 役割 | 推奨印材 |
---|---|---|
実印 | 重要な契約・登記 | 黒水牛/牛角/柘 |
銀行印 | 金融機関の登録印 | 柘/牛角(実印よりやや小さめ) |
認印 | 書類確認・日常使い | 柘/既製品不可(なるべくオリジナルを) |
中日印章の「印鑑セット」は、
使いやすさと安心を両立
中日印章では、お客様の用途や人生設計に合わせた印鑑セットをご提案しています。
- 印章彫刻技能士による完全手仕上げ
- 実印と銀行印のサイズ・書体のバランスも考慮
- 名前の彫り分け、旧字体対応、個別相談OK
まとめ
印鑑の「使い分け」は、あなた自身を守ること
実印と銀行印を分けておくことは、自分の財産・信頼・安心を守るための備えです。
「なんとなく一本」で済ませず、人生の節目にこそ、ちゃんとした印鑑を、ちゃんとしたかたちで揃えましょう。