実印・銀行印・認印の違いとは?

あなたと暮らしを守る、3つの「印鑑」の役割

はじめに印鑑は全部同じじゃないんです

「家にある印鑑をとりあえず使えばいいでしょ?」
そう思っていませんか?
実は、印鑑には3つの種類があり、それぞれ役割も使う場面も異なります。
しっかりとした印鑑を使うことで、大切な契約や手続きで「信頼される人」になることができます。

印鑑の3つの基本
それぞれの役割と使い道

実印(じついん)

「責任を証明する」ための最重要印鑑

  • 役所に印鑑登録して使う、唯一の“公的な印鑑”
  • 法律的に効力を持ち、人生の大きな契約に使います
  • 手続き例:不動産の売買、車の購入、公正証書、会社設立など

ポイント

本人の意思確認・責任の証として使われるため、印材・彫り方・登録手続きすべてが大切

 銀行印(ぎんこういん)

「お金を動かす」ための大切な印鑑

  • 銀行口座開設時に届け出る印鑑(登録制)
  • 銀行印で出金・振込などの承認がされることも
  • 最近はサインやIC化も進んでいますが、今でも重要

ポイント

実印と分けておくことで、万が一のときにリスク分散になります
(盗難・紛失・不正使用防止)

認印(みとめいん)

「日常で使う」カジュアルな印鑑

  • 書類への押印、宅配便の受け取りなど、本人確認程度
  • 法的効力は弱く、重要な契約には不向き
  • 100均などでも売られていますが、きちんとした印鑑を使うと信頼度UP

ポイント

職場などでよく使うなら、オリジナルの認印を一つ作っておくとスマートです

 一目でわかる!
印鑑の違い早見表

種類主な用途登録の必要性法的効力重要度
実印・不動産売買
・車の購入
・公正証書など
市区町村で
登録必須
強い★★★★★
銀行印・銀行口座の開設
・取引承認など
銀行で登録中程度★★★★☆
認印・宅配受取
・書類の確認印など
登録不要ほぼなし★★☆☆☆

印鑑は「暮らしと信頼を守るツール」

どの印鑑も、「安いから」「何でもいいや」と選ぶのではなく、それぞれの役割を理解して、ちゃんと使い分けることが大切です。

特に「実印」と「銀行印」は、長く付き合う印鑑。あなたの大切な場面を支える存在として、信頼できる一本を選びましょう。

中日印章では、
印鑑の使い分けからご相談いただけます

中日印章では、実印・銀行印・認印をそれぞれ丁寧にヒアリングし、お客様のライフステージに合わせたご提案を行っています。

  • 国家資格「印章彫刻技能士」がすべての印鑑を手作業で彫刻
  • 安心の素材と耐久性
  • 用途に合わせた「印鑑セット」もご用意しています

まとめ

用途に合わせて、印鑑を使い分ける事が大事

印鑑には実印・銀行印・認印の3種類があり、それぞれ用途と重要度が異なります。
特に実印と銀行印は大切な契約や取引に関わるため、信頼できる印鑑を選び、しっかり使い分けることが暮らしの安心につながります。